新型コロナウイルス感染症の感染リスクがあるため、リモートワークや時差出勤を求められたりしています。それでも、普通に出勤するよう求められている人はかなり多いと思います。
「電車で人と接触するのは嫌だな。」
「街中をたくさんの人とゾロゾロ歩くのには抵抗がある」
という方も多いのではありませんか?
こういう事情から、通勤通学に自転車を活用する人が増えています。
あなたも自転車に乗ってみませんか。
自転車をおススメする理由
自転車に乗ることは理想的な有酸素運動になり、体脂肪の燃焼効果が高い。
歩くより早く、バイクや自動車より遅いため、街の様子や変化に気付きやすい。
気軽に止められ買い物や狭い空間にも立ち寄ることができる。
風を感じることができ爽快。
排ガスを出すことがないので、エコロジカルである。
満員電車に乗る必要がなく、人との接触が少ない。距離が保てるので、感染リスクが少ない。
一応乗り物なので、飲みに誘われても断りやすい。(自転車も飲酒運転になりますからご注意)
自転車の種類
軽快自転車(ママチャリ)
マウンテンバイク
ロードバイク
クロスバイク
・軽快自転車
いわゆるママチャリのことで、誰もが手軽に乗れる仕様になっているものです。フレーム素材がクロームモリブデンなどで重量が比較的重く、安定性がありますが、速く走ることは苦手です。時速は20㎞くらいです。荷物を積んだりできるので生活の足として便利です。昔、豆腐屋さんが乗っていた自転車は鉄でできていたのでものすごく重く、倒したときに起こすのがしんどかったです。
・マウンテンバイク
その名の通り山や草原などの悪路を走ることに向いている自転車です。タイヤが太いため、段差に強く多少の石や砂があっても安定して走ることができます。フロントのサスがあることで、衝撃を吸収することができます。悪路走行に耐えるために、リアのサスが有効です。フレームがアルミなどの場合は、軽く剛性も高く丈夫なため、多少の衝撃があっても難なく乗り越えられます。坂道を走ることを想定しているため、車体は剛性を失わない程度に軽くするように工夫されています。タイヤの種類は何種類かありコブの少ないものであれば、土の渇いた路面や舗装路面を安定して走れます。大きめのコブが付いたタイヤであれば、山の中の走行に向いており、砂利の道路でもドロドロの悪路でも走り切れます。ただ、このタイヤだと舗装路はかなり走りにくくなります。時速30㎞以上での走行可能。
・ロードバイクとは、舗装路面を速く走ることを想定して作られています。ドロップハンドルで前傾姿勢で走るように設計されているため、慣れていないと背中が疲れます。しかしこの姿勢でサドルを高くしてこぐことで、力強くこぎ続けることができ、速くしかも長距離を走ることができます。車体がアルミやカーボンで作られているためとても軽く、こぐのに余分な力をかけずに済みます。時速60㎞での走行も可能。
・クロスバイクとは、オードバイクとマウンテンバイクのクロスオーバーという意味で、両方の良いところを取り入れて作られたものです。ロードバイクのように軽くて速く、マウンテンバイクのように段差に強い、乗り心地の柔らかさを実現したものです。手軽で、比較的安く、性能が良いため、万人向けの自転車といえます。ロードバイクは競技用であったり、長距離を走ることを目的にしていますから、イメージとして乗るときの服装が限定されるかもしれません。しかし、クロスバイクであれば、スーツ姿であっても学校の制服でもそれなりにマッチしてしまいます。これを通勤に使う方は多いと思います。時速30㎞以上の走行も可能。
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マウンテンバイクをおススメする理由
とはいえ、個人的な好みで、マウンテンバイクを通勤通学用にお勧めします。
マウンテンバイクは悪路に対応するように作られています。一般的には街乗りの場合不向きであると考えがちですが、街中の歩道や車道の路肩は、かなりデコボコができていて悪路になっています。普通サイズの太さのタイヤでは、ハンドルを取られたり、衝撃が大きく感じられたりして安定性を欠きます。また、歩道を走るときに、視覚障碍者のための点字ブロックや誘導ブロックがありますが、あの凹凸にハンドルを取られてしまうことが多く見られます。
最近では、歩道に自転車走行エリヤを設定したり、車道に自転車専用レーンを設けているところも多いようです。しかし、歩道や車道が狭いために、まだ何も区別がされていない道路がかなり多いと思います。そうした場合、歩道が狭く歩行者が多ければ、車道に移動しなければなりませんし、車の邪魔になっていると思えば、歩道に移動することになります。この移動の際に、歩道と車道の段差を乗り越えるとき、太いタイヤとフロントのサスが効果を発揮します。
街中とはいえ、まったく平坦な場所ばかりではないと思います。マウンテンバイクなら18段かそれ以上の多彩な変速機がありますから楽に対応できます。
街中では速く走ることは想定していませんから、街乗り用にサドルを少し下げておけば、信号で止まるときも安定して足をつくことができます。少し下げることで姿勢の斜め角も高めになりますから、周りを見渡す余裕ができます。この姿勢だと、スーツや制服でも変ではありませんし、邪魔にもなりません。
注意点として
・変速機にスラックスの裾を取られて、汚れたり裂けてしまうことがありますから、裾を止めるベルトを使用することをお勧めします。靴下の中に入れているおじさんや、右足だけ裾をまくり上げている若者を見かけることもありますが、かっこ悪いのでベルトを使いましょう。100円ショップでも売っています。
・グローブは必ずしましょう。素手の場合転んだ時にけがをしやすいです。軍手のような手袋でもよいですが、できれば掌が革で強化されているもの、甲の側で拳つまり指の付け根が革で保護されているものが望ましいですね。
・ヘルメットは必ずかぶりましょう。転んだ時、頭の保護になります。転んだ時に頭を打つほど馬鹿じゃないと思うかもしれませんが、ある程度のスピードでぶつかり転ぶと、その衝撃は自分の筋肉で耐えられるのではありません。主に、側頭部や後頭部を打つことになりますので、そこがきちんと保護されるようなものを選んでください。軽くて丈夫な商品がたくさんあります。
・イヤホンはしない。はっきりと道路交通法違反というわけではありませんがとても危険です。耳をふさぐことで、状況の変化に気付きにくくなります。ハイブリッド車のように、音の静かな車が近くにいても気づかない場合があります。歩行者に気付くのが遅くなることもあり、けがをさせた場合、大きな代償を払うことになります。絶対してはいけません。
・カバンは肩掛けではなくリュックにしましょう。肩掛けかばんは、上手に背中に乗せたつもりでも、走っている際の揺れで、すぐに落ちてきます。その落ちる衝撃で安定を失い転ぶこともあります。
・マナー違反になる行為は慎みましょう。信号を守り、歩行者が近くにいるときは減速し、禁止されている場所に駐車することはしてはいけません。傘さし運転はしてはいけません。

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マウンテンバイクを買う時の注意点
・ホームセンターで売られている、比較的安めのマウンテンバイクはおススメしません。あれはマウンテンバイクもどきです。形や装備はマウンテンバイクに見えますが、フレームが粗悪でかなり重量があります。15㎏以上あったら買ってはいけません。あれでは坂道を上るのに車体の重さをもろに膝と腿に感じることになり、上りきることが難しいかもしれません。平地しか走らないし、子供の通学用というのならよいでしょうが、時々、ダート路面を走りたいとか、坂道を上るのに良いかもと考える方は、ホームセンターでは買わないようにしてください。フレームや素材が悪いため錆びやすいという点も避けたい理由です。ホームセンターの方が安いといっても2-3万円はします。であればもう少しお金を出して、良質のものを買う方が長い目で見たらお得ではないでしょうか。
・マウンテンバイクやクロスバイクの場合、12kg以下のものを選んでください。理想は10㎏未満です。その分少しお高めになるかもしれませんが、長く乗ることを考えると、軽く滑るように走れるものを選ぶのが賢いと思います。重い車体で力を入れた分しか進まないものより、軽く踏んだだけで滑るようにスーッと進んでくれるものとではどちらが良いでしょうか?本当に良いものはアシスト自転車かと思うほど軽く動き出すものです。
よく選んで専門店か通販でお買い求めください。
専門店は、スタッフの知識が豊富で、適切なものを購入できる。修理などのアフターフォローがあり安心です。その反面、値引きがしにくいので少しお高めになります。
アマゾンなどの通販は、割引率が大きいため、専門店よりお安く購入できます。しかしアフターフォローは一切期待できません。とはいえ、修理が必要になったら近所の自転車屋さんにお願いすれば、どこで買ったものでも直してくれますから安心してください。パンク修理はもちろん、空気入れを借りることもできます。たまに「空気入れの使用はただ、空気は10円」と書いているお店もありますので、無断で使わないようにしてください。
まとめ
・通勤通学にマウンテンバイクをおススメする理由
・段差に強い
・変速機が多彩
・スーツにも似合う
マナーを守り、快適なバイクライフをお楽しみください。
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