あなたは悩んだり、迷ったりする方でしょうか。それともスパッと即断できる人でしょうか。
私は、悩んで、迷って決められないことが多いタイプの人間です。それで、かなり損をしてきたように思います。
何かを選択しなければならないとしたら、即断するべきです。悩んでも迷っても何の役にも立ちません。これは真実です。
迷うということは、ABどちらにも共通の特徴があり、どちらも同じように好みであるからです。であれば、どっちを選んでも後悔しないと思います。それでも決められないならどちらも選ばないで全く別のものを選ぶか、何も選ばないことです。または、他人に決めてもらうという手もあります。ただこれはちょっと情けないです。そう思うならサイコロで決めればいいのです。
年月が過ぎてから、「もしあの時違う選択をしていたら..」と思うことがあっって、人生やり直したいと思っても、たぶん結果はそれほど変わりません。迷うタイプの人は、また別の局面で悩み迷うからです。結局いつもスカを引くことになります。
例えば、「あなたはどのタイプ?」みたいにYESかNOで進んでいく性格判断ってありますね。あれを何度かやってみて、ところどころで前とは違う選択をしてみてください。残りの選択を正直に答えてみると、最後は同じところに行ってしまうものです。質問数が多ければ多いほど同じ結果になります。自分の性格が変わらない以上、人生はそう簡単に変わるものではないのです。
悩める人は考え深いのではありません、決められないだけです。そして往生際が悪いんです。極論すれば、悩むタイプの人は、悩みたいんです。ぐずぐずしている自分がコンフォートゾーンになっていて酔っているのか、自分は考え深い人だと勘違いしているのです。
*全て自分のことなので、ボロクソに書けます。*
悩むことは時間の無駄にしかなりません。
例えば、スティーブジョブズは朝起きて、何を着ようかと迷うことが時間の無駄だと気付いていたので、毎日同じ服装をしていました。漫画「忘却のサチコ」のサチコさんは、何を切るかを曜日によって決めてあり、迷うことがありませんでした。決められない性格なら、これくらいやっとけばいいのです。
なぜ、迷ってはいけないのか
・それは時間の無駄です。
生活の中ではやらなければならないことがたくさんあり、それを一つ一つ処理していかなければなりません。どうでもいいことに悩んで時間を浪費すると、処理スピードが落ち、次の日に持ち越すことになってしまいます。効率が悪いです。
・大切な思考力を無駄にしています。
脳のワーキングメモリをどうでもいいことに占有され、大切なことを考えたり決定したりする余地が失われかねないのです。脳のワーキングメモリはパソコンのメモリと同じようなもので、脳の別のところから取り出した情報を適切に処理してしまい込むまでの作業をする場所です。書棚から出した書類を読んだり書き込んだり調べたりして、作業するための机のようなものです。いつも机の上が書類でいっぱいになっていて、探したいものがどこか分からなくなっていて作業の遅い人っていますが、脳のワーキングメモリをいっぱいにすると、同じようなことになります。適切な余地を残すためにも小さなことは悩まず即決処理すべきです。
どうすれば、悩むのをやめられるか。
・悩まないと決意する。
・あらかじめルールを決めておく。
・どちらでもよいことは、決めないかサイコロで決める。
サイコロはないだろって思う方もいると思いますが、以前テレビの「クイズミリオネア」で、元野球選手の新庄剛志さんが、ほぼすべてをエンピツ転がしで選んで1000万円獲得したのを覚えていませんか。引きの強さがあるないではなく、答えが分からないなら、決められないなら、そういうものに委ねてもいいのではないですか。どういうものでも結果を受け入れる潔さを持ちましょう。
今回の、「悩まない、迷わない」は、わたしの個人的決意の表明と思ってください。
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