とても重要な仕事を任されたとき、「自分にはとても無理だ」と思ったことはありますか?
あなたは、いつも「自分はダメだ」「自分なんて」と考えてしまうタイプの方ですか。
自分を変えたいと思う反面、グズグズの自分から抜け出す勇気がなかなかでないということがあると思います。
もし、特別なセミナーに参加しなくても、自分を変える簡単な方法があればとてもいいと思いませんか?
引き寄せの法則とかマーフィーの法則なんていうと、オカルト的だと思うかもしれません。しかし、ここでお伝えしたいのは、潜在意識を書き換える方法であり、科学的な根拠に基づいたものです。
独り言が、潜在意識を変える
まず知っておいていただきたいことですが、単なる独り言が無意識に頭の中で繰り返されて、一日中自分に否定的なことを語りかけ続けて、自分で自分をダメにしてしまう可能性があるということです。
口に出す言葉だけでなく、思いの中で考えることや頭の中だけで語りかけることも何度も繰り返されます。ということは、なるべくマイナスのこと消極的なことは考えないようにして、明るいことうれしいこと積極的なことを考えるようにすることが大切です。
そうすると、自分が普段見ているもの、読んでいるものについて見直す必要があります。
例えば、テレビのワイドショーなどを見ているとコロナで大変だ、怖い怖いと煽ってきます。不安になります。政治が悪い経済が悪い、将来が不安だと煽り続けます。そんなもの見ないほうがいいです。ただダラダラと見るともなく見ているだけだとしても、そのマイナスの影響を受けています。あなたの思いの中で「不安だ、不安だ。怖い怖い」という言葉がリフレインされて、いつの間にか、よく分からない不安感が根付いてしまいます。「安全だけど、安心じゃない」なんて、全く根拠のない馬鹿なことを鵜吞みにするようになってしまいます。はっきり言って、これこそが洗脳です。
新聞記事も社説も、不安を偏った内容のものばかりですから、もう購読をやめましょう。朝日新聞とか毎日新聞とか嘘ばかり書いていますから、必要ありません。読めば騙されてしまい不安な気持ちを植え付けられてしまいます。
よく見られることですが、アンケートで「これについてどう思うか」という問いに「よいと思う」「悪いと思う」と答えるわけですが、いずれも「なぜか」と尋ねると「よくわからないけど」「なんとなく」「そんな印象があるから」と答えます。つまりいつのまにか不安を植え付けられ、マイナスのことに考えが傾くようにあなたの頭脳が操作されているんです。これこそ報道によるマインドコントロールです。

では、自分の考えを健全な方向に向けることができるでしょうか。
簡単に言うと、明るいこと、積極的なこと、肯定的なことを考えることです。できれば口に出して言うこと効果をもっと上げることができます。
できるだけ朝起きた時に、自分に対して明るいことを言い聞かせます。
寝る前にもまた言い聞かせます。
一日の中で何度かそういう機会を設けます。
「さわやかな朝だ、気持ちいい。今日も一日いい日になるぞ」
「今日も充実している。とても上手くいっている」
「今日も一日いい日だった。自分はよく頑張った。充実していて本当にうれしい」
こんな感じです。常に肯定的な言い方にします。こういう言い聞かせが、自分に積極的な考え、イメージを築き上げていきます。
潜在意識を書き換える方法
もっと良い方法があります。それがアファメーションです。
これは、なりたい自分を明確にイメージして、そういう自分にすでになっていることがうれしい。幸福である、ということを自分に語りかけることです。
具体的な方法は、ぜひ本を読んで学んでほしいのですが、これは本当に効果があることは確かです。
アメリカでは、政府機関や教育機関でも取り入れられています。日本の大企業でも社員教育のために採用されています。スポーツの世界では当たり前に取り入れらている手法です。
具体的にどんなことを言い聞かせるのでしょうか。
「私は家族を愛している。妻も子供たちも私に敬意を持ち信頼している。とても幸福だ」
「私は会社で必要とされている。良い仕事をし続け評価されている。みんなが協力的でいつもいい仕事ができている。」
こんな感じです。

マイナス情報が人を不安にするように、こうした積極的な言葉が明るい自分、強い自分を作ります。とりわけ、すでに今イメージ通りの自分になっているという言い方にすることで、自分の思いがグッと引き上げられます。
こういうことを書くと、それは精神の弱いヤツのやることだと小ばかにする人も多いと思うんですが、私たちは日常でこれをよくやっていると思うんです。
子供が転んで泣いたときに「痛くない痛くない」と言ったり、病気になった人に「大丈夫、よくなるよ、大丈夫だよ」と言います。いいイメージを相手に植え付けることで、実際に明るい顔になっていくのを見ていると思います。
「喜びに満ちた言葉は、薬としてよく効く。」という聖書の言葉は真実です。
誰かに「がんばれ」「がんばろう!」「大丈夫!」というときに、自分の言葉を自分の耳でも聞いているので、自分への励ましにもなりますから、言った本人も元気が出てきます。逆もしかりです。
言葉は、単なる言葉でしかないと言う人もいますが、それは屁理屈です。言葉の本当の力を知らない人のことなんてほっときましょう。言葉には非常に大きな力があります。世界には受け継がれ読み継がれている名著があり、語り継がれている名言金言がたくさんあります。
座右の銘を持たない人間が成長するでしょうか。
聖書のヨハネ1:1に「初めに言葉ありき」と書かれているとおりです。
じつに、世界は言葉でできているからです。
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